七つの大罪(英:seven deadly sins)

 

日本の漫画家の鈴木央さんがお書きになっている漫画

 

冒険活劇、ファンタジーの2012年頃から連載されている

 

七つの大罪

 

それにはモデルとなったものが存在する。

 

 

モデルとされたのは

4世紀のエジプトの修道士エヴァグリオス・ポンティコスの

著書に8つの「枢要罪」として現れたのが起源である。

 

 

8つの枢要罪は厳しさの順序によると

「暴食」「色欲」「強欲」「憂鬱」「憤怒」「怠惰」「虚飾」「傲慢」である。

 

その後

6世紀後半には、グレゴリウス1世により8つから7つに改正され

順序も変更された。

 

 改定前より減らされたものは以下2つであり

「憂鬱」「虚飾」

 

改定後に追加されたものは

「嫉妬」である。

 

そして

「暴食」「色欲」「強欲」「憤怒」「怠惰」「傲慢」「嫉妬」

 

以上の7つが七つの大罪と呼ばれる。

 

 

さて、ここでなぜ七つの大罪と呼ばれるのかを言及していきます。

 

 

七つの大罪とは

 

キリスト教西方教会、おもにカトリック教会における用語。

 

ラテン語や英語での意味は単純に「7つの死に至る罪」である。

 

だが、

 

 

「罪」そのものというよりは

 

人間を罪に導く可能性のあると見做されてきた欲望や感情のことを指すものである。

 

日本のカトリック教会では「七つの罪源」と訳すこともある。

 

 

以下の文章ではたしょうのこじつけとなるがご容赦いただきたい。

 

人間を怠惰に落とす感情や欲望の

ことを七つの大罪と呼ぶ。

 

ここからは多少余談になるが

 

では人間のことを堕落の底に突き落とすとされている迷信的な存在はなにか。。。

 

それは悪魔です。

 

 

悪魔には

「ルシファー」「サタン」「レヴィアタン」「ベルフェゴール」

「マモン」「ベルゼブブ」「アスモデウス」

 

それぞれが七つの大罪に対応しているとされています。

 

 

 

結局のところ人間をダメにするものは変わらず

 

人間の欲望や感情であるということをわかってもらいたい。

 

 

2008年ごろにローマ教皇庁は新たな七つの大罪を発表した。

それは、「遺伝子改造」「人体実験」「環境汚染」「社会的不公正」

「貧困」「過度な裕福さ」「麻薬中毒」である。

いわゆる現代版七つの大罪である。

時代が変われば言葉が変わるように

時間が経てば人間を堕落させるものも変わっていくものである。

これ以降の時代では一体どんなものが人間の七つの大罪と言い表されるだろうか。